はじめに

近年では家電がネットに繋がり仮想通貨やキャッシュレス決済等、どこでもIT化が進んでいる状況になっています。また東京オリンピック開催も近づき、日本という国が海外で情報発信されています。

それに伴い、情報漏えいや不正アクセス等、重大なセキュリティインシデントが増え、ニュースでも頻繁に取り上げられています。

まだ、殆どの人が直接の被害は無いかもしれませんが、少しずつ身近に被害が起きうる可能性が高まっています。

でもご安心下さい。

本当は比較的簡単な事で被害を防ぐ事が出来たり、攻撃に気づけたりするものです。

そのきっかけとして本講習にてCTF(後述)を通じ、サイバーセキュリティの知識を深めて最低限の対応が出来る様になって頂きたいと考えております。

CTFとは?

キャプチャー・ザ・フラッグ（Capture The Flag）。

様々なＩＴ技術を駆使して、問題を解く競技会イベントです。

主にセキュリティ技術のイベントとして、参加者に対しコンピュータを守る経験に加え、現実の世界で発見されたサイバー攻撃への対処を学ぶ教育手法として技術スキルの向上を目指して様々なところで企画されていて、最高位は「ハッカーコンテスト」として世界大会が開催されています。